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【アスリートレポート】山中真選手
SDA王滝100km

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優勝 4時間28分6秒(コースレコード)

レース前日、夜勤を終えそのまま会場へ向かった。
会場に到着したのが12時、ファンライドツーリングがちょうどスタートした時間だった。
すぐに着替えファンライドツーリングへ参加。
引率に、BMC國井選手、MilePost店長。参加者が30人と多かった。
その中でも王滝初参加の人がほとんどで、MTBの人気が上がってきていることが実感できた。
前日に皆と一緒にリラックスして走れ体が程良くほぐれた。

その後、ブース内で自転車の最終チェックをしてもらい、しばしリラックスモードで会場内を探索。
多くの人に『今年こそ優勝してください』『応援してます』と声を掛けていただき凄く力になりました。
ありがとうございます。

17時に宿に到着しゆっくりして21時に就寝。気づいたら3時で心身ともにすっきりしていた。
5時に会場入りしレース準備。
ボトルは2本。
1本目にはクエン酸パワー10g、パワージェル3個(梅味)、ヴィターゴ、水。
2品目にはクエン酸パワー10g、パワージェル3個(梅味)、水を用意。

スタート10分前にコールされ、安全祈願が行われた。
心身ともに穏やかでスッとレースをスタートできた。
舗装路区間でパレード走行が続き、きっちりアップ。ダートに入りいよいよ本当のスタートとなった。
池田選手を先頭に、武井選手、國井選手、自分と続いて上りに入っていく。
自分は後ろで相手の調子はどうか伺いながら走っていた。
少しペースが遅く感じられ自分に余裕があり調子は悪くないと感じた。
少しすると、チームメイトBMC國井選手が遅れ始めたのでパス。
その後、武井選手の状態もおかしく所々で遅れ始めていた。
一番の強敵の不調、ここしかないと思い3番手から一気に先頭に出てペースを上げて引っ張っていく。
一つ目の上りを終えるころには、池田選手も離れていた。
下りの得意な池田選手に追いつかれるのは想定して下りは慌てず慎重に下った。
上り口で合流し、池田選手に『今しかない2人で逃げよう』と声を掛け先頭で引っ張っていく。
少し上り、後ろを確認すると池田選手が遅れていた。自分はこのまま行くしかないと決め攻めの走りを続けた。
CP1を1時間47分、目標タイムより2分早く通過。
その後、アップダウンをこなし、貯水池周りの平坦区間に入る。
自分の得意分野、平地を全力で踏み続けた。
CP2を3時間8分前後、目標タイムより5分早く通過。
この頃から、少しずつ体の異変を感じ始める。両足が攣り始め気持ちが弱くなっていく。
パワージェル(梅味)を補給し何とか攣りをおさめながら走っていた(ナトリウムが入っているので効果的です)CP2〜CP3の難所、勾配がきついガレ場。
慌てても速くなるわけでもない、追いつかれたら、それから考えればいいと言い聞かせ登っていた。
CP3を3時間43分、目標タイムより3分早く通過。
あと登りは二つ、45分程度、気持ちが切り替わりラストスパート!
自分の目標タイムに向かってゴールを目指した。
最後の登りもダンシングを交えスピードを維持させて難なくクリア、後は高速ダウンヒル。
信頼性が高いタイヤ IRC ミブロforマラソン チューブレスを武器に下りを攻めた。
ゴールに近づくにつれ興奮、やっと優勝できるという気持ちが込み上げてきた。
何のトラブルもなく、念願の優勝!皆さんの温かい拍手のなかゴールでき嬉しかったです。

今年は、長距離の練習をあまりしておらず不安はありました。
今回はすべてがうまく噛みあい優勝することができました。
これもスポンサー様、サポートしてくださった方々のおかげです。
ありがとうございます。

BMC 山中真

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 バイク:BMC TE01 XX01使用(Mサイズ)
 コンポ:SRAM XX1
 サスペンション:ROCK SHOX SID XX World Cup
 ヘルメット:KABUTO KOOFU(フェーゴレッド)
 タイヤ:IRC ミブロマラソン チューブレス(F:1.8psi B:2.1psi)
 ドリンク:クエン酸パワー、ヴィターゴ
 ジェル:パワージェル(梅味)11個(レース中) / エナジャイズ Mango Passion 1個(レース前)
 サングラス:SWANS STRIX・I
 グローブ:Kabuto PRG-4
 グリップ:LizardSkins 32.3mm
 バイクメンテナンス:ONEonONE

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