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【アスリートレポート】篠崎友選手
ITUアジアカップ天草トライアスロン

競技種目 トライアスロン
レース名 ITUアジアカップ天草トライアスロン
日付 2012月6月3日
場所 熊本県天草市
結果 31位  1時間58分29秒

 ITUポイント対象レースという事で全48名の出場選手のうち17名の海外選手でした。自分はジャパンカップのポイントを取り日本選手権の出場権を取る為に出場してきました。重要なのは順位よりも先頭からのタイム、5パーセント以内でなければポイントはつきません。

 スイムは横一列の浜からのスタート、一直線の泳ぎやすいコースを2周回。最近取り組んでいる2ビートを使いながら進んでいく、脚のポジションやストローク数を変えたので感覚的にはいいペースに感じていたがタイムはあまり良くなく、実際のスピードと感覚に差があることがわかった。この天草に向けてスイムのタイムは少しずつ向上していたのだが少し疲れを残したまま会場入りしてしまったのかもしれない。

 スイムアップ時、同じロングにも出場しているチームゴーヤの菅沼選手と合流できたので二人で前の選手を回収しながら進む事にした。序盤で学生の末岡選手とも合流しその後は3人でローテーションをしながら20km地点まで進んだ。バイクは1本道を折り返す40km1周回なので途中先頭との距離を知る事が出来た。正直全く追いつきそうにない。自分達が第4集団だという事はわかったが先頭から5分以上離れている。22kmあたりで第3集団に追いつき8人くらいの集団でローテーションをしながら進んだ、合流して人数が増えてからの方がバイクの不得意な選手を含む為ペースが落ちてしまう事が良くある、今回も例外では無く明らかにペースが落ちてしまった。

 バイク終了時先頭との差は7分差にまで開いてしまった。ジャパンランキングポイントがだいぶ希望が薄くなってしまったが、ランはランでフォームを改善しているのでフォームを意識しながら走った。アップダウンは新島ほどでは無いにしても決して平坦では無い。フォームの意識が無くなった途端にペースが落ちてしまうと思い集中し走った。

 最終的には先頭から10分以上の差が付いてしまった。ショートのドラフティングレースで海外の選手とレースをするのは初めてだったがドラフティングレースに自分のスイムが到底対応していない事が良くわかった。ノンドラフティングレースでもレースの展開を把握できる前方でレースをする事はこれからの海外レースにもとても重要な力になる。ロングで世界で通用する為にもスイムの向上は必須であり、海外に対応するだけのスイムであれば国内のドラフティングレースでも大きな集団でスイムアップできるはずである。

 次のレースは6月17日のITUロングディスタンス世界選手権の選考レースでもある五島長崎トライアスロンに出場します。エリート3人のうち世界選手権の派遣は1枠。期間はあまりありませんが意識を切り替えて次のロングレースに持っていきます。

 五島長崎トライアスロン応援よろしくお願いします。

篠崎 友

使用提供品
ホイール:XENTIS SQARD
ウェア:SUNNY FISHオリジナル
シューズ:アシックス ソーティーマジック
サングラス:BBB セレクト
バイクシューズ:DMT トライ
サプリメント:パワージェル バナナフレーバー / アスタビータ スポルト


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