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【アスリートレポート】益田大貴選手
IRONMAN NEW ZEALAND

場所 ニュージーランド タウポ
日時 2012年3月4日
天気 晴れ
距離 SWIM 1.9km BIKE 90km RUN 21km
結果
11位
1. Marino VANHOENACKER 3:55:03
2. Timothy REED 3:55:51
3. Cameron BROWN 3:56:38
11. DAIKI MASUDA 4:15:25

今回3年ぶりのアイアンマンレースに出場するためにニュージーランドを選んだ。
この3年間は70.3(ハーフアイアンマン)に出場し続けスピードとスタミナをつけながらアイアンマン復帰の時期を探っていた。
最近この時期はシンガポールの70.3に出場していたが急な気温の変化に対応できず苦戦していたので、比較的涼しいニュージーランドに行くことにした。
現地の気温は日中15℃前後で少し肌寒いが運動すればちょうど良いくらいだった。

今大会は去年世界記録を出したVANHOENACKERやIMNZ10勝しているCameron、70.3世界チャンピォンにもなったことがあるTerenzoなどトップ選手が出場。男子プロは22人だが今の現状目標は10位におくことにした。

しかし大会はそれどころではなく、レース開催予定の土曜日にSTORMが来るらしく開催が危うくなってしまった。デュアスロンや大会中止という情報が錯綜する中、結局は土曜日は中止で日曜日に70.3を行うという異例の事態となってしまった。せっかく久しぶりにアイアンマンに出れると思ったのに結局は70.3になってしまいとても残念だったが、ニュージーランドに行って中止という最悪の事態は避けられこのような措置をとってくれた大会主催者に感謝したい。

とは言うものの大会当日の深夜遅くまで風がすごく、ディスクホイールしか持っていってなかった自分はとても不安だった。しかし朝起きてみると風は全くなく最高の天気になった。朝、気温は6℃ほどでさすがに寒かったが水温は18℃程あり、泳げば大丈夫だった。

午前7時45分スタート。
波もなく泳ぎやすく集団の中でいい感じに泳げている。しかし途中前二人が中切れして少し遅れてしまった。折り返しのブイで前の集団とは20秒ほどだったのでここに入れればこの後の展開が変わってくると思い必死に追った。最後のブイ(ラスト200m)でぎりぎり追いついた。

トランジションバックにはウィンドブレーカーやベストを入れておいたが大丈夫そうなので、ビニール袋だけを取ってバイクに移る。ビニール袋をウェアの中に入れておいたのでお腹が温かくて身体が冷えずにすんだ。バイクはスイムを一緒にあがってきた選手たちと進み、追い風の影響もあってとても速いペースで進んでいった。折り返し手前ですれ違う10名ほどの先頭集団を確認した。あの中に入れればすごく展開が楽なのになぁと思いつつ自分も3、4人の選手たちと必死に前を追うが、後半は向かい風になってしまいみんな前に出たがらずペースが落ちてしまう(ドラフティングはしていません)。結局6名ほどでランに移る。

先頭集団とは10分以上離れてしまっているので追いつくのは厳しいが、この集団の中ではトップにゴールすることを目標に走り始める。最初の5kmは3名で行ったがここで後ろを引き離し順調に走り続ける。
1周目終了で後続に30秒ほどつけれて、そして順位が10位ということもわかりまた気合が入る(10位まで賞金)。ラスト5kmでまだ20秒ほど差があっていけると思ったが自分の足も疲れてきたのがわかる。
ラスト1kmで追いつかれてもスパートできる自信があったがその前に追いつかれてしまい完全に気持ちが切れてしまった。結局11位でゴール。

今回結果は良くなかったが、今持ってる力は全部出しきりました。
そしてバイク・ランとずっと競れとても充実したレースができたと思います。
次のレースは4月15日の宮古島トライアスロン大会です。もちろん優勝します。
引き続き応援よろしくお願いします。

益田大貴


バイク:GIANT TRINITY
コンポーネント:SHIMANO Di2
ホイール:SHIMANO PRO 4RAYSホイール、SHIMANO PRO ディスクホイール
レースウェア:SKINS
ヘルメット:OGK KABUTO AERO-K1G
スイムゴーグル・サングラス:SWANS
データ:POLAR RCX5
ペダル:SHIMANO PD-7900
ウェットスーツ:アートスポーツ
補給食:パワージェル、パワーバー
ランシューズ:ニューバランス
コンディショニング:湘南ベルマーレ茅ヶ崎コンディショニングセンター
ドリンク・サプリメント:グリコ パワープロダクション
メカニックサポート:MAYSTORM
トレーニング:アーバンフィットネスクラブ ザムロッド
バック:CRUMPLER
遠征サポート:富士フィルター工業株式会社


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