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【アスリートレポート】孫崎大樹選手
全日本自転車競技選手権大会ロードレース

開催日 6月27日
会場 栃木県那須群那須町
距離 160km(16km×10周回)
出走人数 151人
結果 15位

心配された雨も降ったり止んだりで豪雨と呼ぶような雨は降らずゴールの頃には晴れ、コンディションはそこまで悪くない中レースは行われました。

しかし、前半の下り区間のS字コーナーでは雨が降っていると滑りやすく落車が多発。
最初から前の方をキープしていたので巻き込まれたり、影響をうけませんでしたが落車の影響で集団も一周目から人数が絞れました。
2周目の終わり頃、スタートから続いていたアタック合戦が緩んだ隙に自らアタックしました。二人の選手が着いてきて三人で抜け出すことに成功し、協力してできるだけ逃げる事にしました。

自分としては、メイン集団から何人かブリッジをかけてきて10人程の逃げを作り、その人数でスプリントに持ち込むことが理想だったのですが、後ろでは逃げができ一旦落ち着き差が一気に1分少しまで開いた事から追う選手はいませんでした。
自分を含む逃げ集団では、一人の選手が先頭を引けず、自分ともう一人の選手でほとんど回す事に。

集団も追う姿勢を見せ逃げは5周回目に捕まりました。
捕まった後も落車を避けるため前方で位置し、危ない逃げには乗れるよう走りました。
集団は逃げを許さない動きで、逃げができないままレースは進みました。なので、自分はスプリント勝負になると考え、逃げを許さずスプリントに備えるように走りました。
ラスト1周に3人の選手が抜け出し、集団と30秒程の差で先行しました。ゴール前に捕まると予想し自分はスプリントに備える事に。
ラスト2kmで一人の選手が逃げから抜け出し独走態勢になりました。

しかし、集団はスピードを上げラスト1kmを切ったぐらいの位置で逃げの選手を吸収、自分は8番手辺りにいてそのままスプリントに入る予定でしたが、先頭が牽制に入り集団だ一気に詰まりました。
そのタイミングで一人の選手が抜け出し独走でゴール。集団がもう一度スプリント態勢に入りましたが自分は集団に埋れてしまい、15位に沈みました。

ゴール前までの動きは積極的で落ち着いた走りができましたが、最後の位置取りや、圧倒的なパワーとスピードがまだまだ足りない事を知ることができたレースでした。
来年は足らない部分を詰め、全日本チャンピオンになりたいと思います。
応援ありがとうございました。

早稲田大学
孫崎 大樹

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