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【アスリートレポート】片山梨絵選手
Kamptal-Klassik-Trophy - Langenlois/Zöbing (AUT/1)

レース名 Kamptal-Klassik-Trophy - Langenlois/Zöbing (AUT/1)
場所 オーストリア Zöbing
日時 2012年3月25日 10:00〜
結果
12位
1. Wloszczowska Maja (POL: CCC Polkowice) 1:22:34
2. Morath Adelheid (GER: FELT Otztal X-BIONIC) 1:23:05
3. Osl Elisabeth (AUT: Ghost Factory Racing) 1:23:44
12. Katayama Rie (JPN) 1:27:26

 南アフリカのワールドカップが終わってからはしばらくの休養をとった。2月のキプロスからレースとトレーニングが続いていたので、ここで一度リセットして4月のワールドカップ第2戦に備えたかったためだ。暖かい南アフリカでたっぷり充電した後、木曜日にオーストリア入りした。ウィーン空港からレース会場までは1時間ほどのドライブだが、かわいらしい街並みはまるで絵本の中を運転しているようだった。レース会場付近は有名なワインの産地でレースコースはワイン畑の作業道と林道をつなげたものだった。地元の主催者の熱意で長年続いた大会のようで、いまでは国際的なレースとして世界チャンピオン始め多くのライダーが集まっていた。

 試走した感じでは体が重く心拍の反応も鈍く、調子が良いとは言えなかったけど、休養明けなので当然の反応として飲み込むしかない。滑りやすくテクニカルな登りをロスなく登ることに集中してそれは上手く出来ていた。とにかく今日のベストを、なるべくトップライダーたちの走りを間近で見られるように、とイメージしてスタートを迎えた。

 スタート。いきなり1kmの登りを登っていく。想像以上に体が重くて苦しい。前を見て脚を回そうとするものの、集団に付くことすらできなかった。スタートループが終わり、本ループに入ってから徐々に順位を上げていく。2周目で6位集団の3人パックが見えた。3周目の中盤で追いつき、先頭に出たものの、追いつくために消耗した代償が大きく、また後退してしまった。もう一回、と前追い続けたものの、結果としてはどんどん順位を落として12位でゴールした。

 今回のレースはこてんぱにやられてしまったけど、調整の出来次第で順位が大きく変動するライバルが沢山いることは良い緊張を生んでくれる。ワールドカップでは負けないように、いまはイタリアで乗り込み中だ。引き続き強くなるために、頑張っていきたい。

片山梨絵


バイク:SPECIALIZED Fate Expert Carbon 29
タイヤ:SPECIALIZED S-WORKS Renegade (F:1.25 / R:1.25)
ヘルメット:SPECIALIZED S-Works Prevail
アイウエア:OGK Kabuto SMART
データ:POLAR RS800CX BIKE
ペダル:SHIMANO XTR
マッサージオイル:Sports Balm イエロー2, レッド1
ニュートリション:パワージェル、GOLD'S GYMアルティメッエネルギードリンク
テーピング:New-HALE
コンディショニング:日本カイロプラクティックセンター大船 
サプリメント・トレーニング:ゴールドジム
メカニックサポート:轍屋自転車店
アイウエア調整:メガネナカジマ
遠征サポート:じてんしゃの杜
合宿サポート:SY-Nakキャビン(長野県 野辺山高原)


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