【アスリートレポート】愛三工業レーシングチーム
Tour de Kumano
UCI 2.2
2015.05.28 〜 2015.05.31
和歌山県新宮市・東牟婁郡太地町、三重県熊野市
2015.05.28 〜 2015.05.31
和歌山県新宮市・東牟婁郡太地町、三重県熊野市
中根英登が個人総合山岳賞、3選手がUCI ポイントを獲得!
ツアー・オブ・ジャパンから中3日、今度は和歌山県新宮市からツール・ド・熊野が開催されました。今年もプロローグを含め4ステージで行われました。昨年は中根英登が個人総合4位になり、UCIポイントを獲得していて、今年はプロフェッショナルコンチネンタルチームが参加をしていないこともあり、個人総合優勝とステージ優勝を目指しました。
【コース】
プロローグ 0.7km(個人タイムトライアル)
第1 ステージ 114.1km(16.3km × 7Laps)
第2 ステージ 109.3km(+パレード走行8.9km)
第3 ステージ 100km(10km×10Laps)
また、UCIポイントを5ポイント獲得しました。また、団体ステージ、総合も共に1位で終えることができました。
2回目の千枚田で2位通過をした中根は山岳リーダージャージをキープ。ステージはラスト400mで足が痙攣してしまい、トップから2秒差の4位でのフィニッシュになりました。後続は伊藤雅和と平塚が第2グループでフィニッシ。団体ステージ2位、団体総合2位になりました。優勝できなかったことは悔やまれますが、中根や他の山岳メンバーの強さが発揮されたステージになりました。
最後のゴールスプリントは福田真平で狙っていく作戦でしたが、位置取りがうまくいかず、福田は下がってしまった。最後は中根英登がチーム最高位の10位でフィニッシュ。最終的に中根英登は個人総合4位、と山岳賞獲得。また団体総合順位は2位で終えることができました。
【コース】
プロローグ 0.7km(個人タイムトライアル)
第1 ステージ 114.1km(16.3km × 7Laps)
第2 ステージ 109.3km(+パレード走行8.9km)
第3 ステージ 100km(10km×10Laps)
出場チーム 全20チーム
UCI Continental Team | RTS – SANTIC RACING TEAM(台湾) AVANTI RACING TEAM(オーストラリア) ATTAQUE TEAM GUSTO(台湾) PEGASUS CONTINENTAL CYCLING TEAM(インドネシア) 愛三工業レーシングチーム(日本) ブリヂストン・アンカー(日本) 群馬グリフィンレーシングチーム(日本) キナンサイクリングチーム(日本) マトリックス パワータグ(日本) 那須ブラーゼン(日本) シマノレーシングチーム(日本) チーム右京(日本) 宇都宮ブリッツェン(日本) |
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Regional Team | NATIONAL SPORTS COUNCIL OF MALAYSIA(マレーシア) イナーメ・信濃信州(日本) シエルボ奈良・ミヤタ・メリダ・レーシングチーム(日本) なるしまフレンド(日本) ホンダ栃木(日本) コラッジオ川西サイクリングチーム(日本) |
National Team | THAILAND NATIONAL TEAM(タイランド) |
結果 ※チーム最高順位のみ
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プロローグ / 0.7km 個人タイムトライアル
ツール・ド・熊野第1ステージは700mの個人タイムトライアル。700mと距離が短いので、皆全力で挑みました。毎年このステージでコンスタントに上位に入っている福田真平がチームの最終走者で走り、3位に入りUCIポイントを獲得することができました。また、チームの上位3名のタイムを合計したタイムで競う団体成績では1位になることができました。第1ステージ 赤木川清流コース / 16.3km×7LAPS = 114.1km
第1ステージは所々道幅が狭く、テクニカルなコース設定。愛三工業レーシングチームは福田真平をエースにゴールスプリントでの勝利を目指しました。スタートからアタックの繰り返しで先行グループができては吸収される展開。途中6名の先行グループに中根英登が入り、山岳ポイントを1位通過する。その逃げは吸収されるも、中根は次の山岳ポイントも2位通過をして山岳賞ジャージを獲得。ゴールは集団スプリントになるが、福田がメカトラで遅れをとってしまい、綾部勇成がゴールスプリントに挑みステージ2位になり、個人総合成績も2位にアップしました。また、UCIポイントを5ポイント獲得しました。また、団体ステージ、総合も共に1位で終えることができました。
第2ステージ 熊野山岳コース / 109.3km
第2ステージは今大会のクイーンステージとも言える熊野山岳コース。1級の札立峠と1回と3級の丸山千枚田を2回上るハードなコースで、それ以外のところでもアップダウンが続いているので、選手の総合力がカギになるステージになりました。平塚吉光と中根英登で個人総合1位を狙いました。1級の札立峠でアタックを仕掛けた中根英登が1位通過をして、4人で抜け出し、その4人はそのままゴールまで逃げ切りました。2回目の千枚田で2位通過をした中根は山岳リーダージャージをキープ。ステージはラスト400mで足が痙攣してしまい、トップから2秒差の4位でのフィニッシュになりました。後続は伊藤雅和と平塚が第2グループでフィニッシ。団体ステージ2位、団体総合2位になりました。優勝できなかったことは悔やまれますが、中根や他の山岳メンバーの強さが発揮されたステージになりました。
第3ステージ 太地半島周回コース / 10km×10Laps = 100km
第3ステージは太地半島周回コースを10周まわる100kmのレース。個人総合成績で5位から同タイムで9位の平塚吉光を、UCIポイント圏内の8位にあげるために中間スプリントポイントに設定されているボーナスタイムを取りに行く。しかしながら同じ考えの選手が5名いてかなり熾烈な争いになり、平塚は途中のボーナスタイムを取ることができなかった。最後のゴールスプリントは福田真平で狙っていく作戦でしたが、位置取りがうまくいかず、福田は下がってしまった。最後は中根英登がチーム最高位の10位でフィニッシュ。最終的に中根英登は個人総合4位、と山岳賞獲得。また団体総合順位は2位で終えることができました。
総括
ツアー・オブ・ジャパン直後という慌ただしいスケジュールで参戦したツール・ド.熊野。愛三工業レーシングチームは毎年得意としているレースですが、今年はUCIプロコンチネタルチームなどの強力なチームが少なく、さらにチームの強さが際立った感があった。中根の個人総合4位と山岳賞だけでなく、綾部・福田のUCIポイント獲得、伊藤・平塚が上りで力を発揮することで中根の好走に良い影響を与えていました。その結果は団体成績にも表れていて、日本人だけで構成されたチームとしてトップの位置を維持しています。日本からアジア、アジアから世界を目指すチームとして、この調子で6月末に行われる全日本選手権での優勝を目指します。Team manager
別府 匠
今後のスケジュール |
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チーム使用機材など サポート品 |
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