私たちのカラダの60%は水分です。人間は食べ物がなくても数週間は生き延びることができますが、水がなかったら2〜3日しか生きられないと言われます。スポーツでは、大量の水分が汗として失われていきます。汗をかくことで私たちは体温調節を行い、熱中症から身を守っているのです。失われていく水分を速やかに補給して水分のバランスを保つことは非常に大切なことです。
水分が不足すると運動機能に大きなトラブルが生じます
脱水時に見られる症状
脱水量:体重の1〜5% | 脱水量:体重の6〜10% | 脱水量:体重の11〜20% |
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のどが渇く前に水分を補給しましょう。渇きを感じてからでは遅すぎるのです。
大事なポイント
- 1日2リットルの水分を摂りましょう。トレーニングをする日は、それに合わせて多めに。
- トレーニングの前とその最中には、15〜20分ごとに約150〜200mlの水分を摂りましょう。
- トレーニングの負荷や外気温によっては、トレーニング1時間あたり1リットルの水分が失われることもあります。
水分補給プラン
日常(基本)または トレーニング・競技後 |
トレーニング・競技前 | トレーニング・競技中 |
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トレーニング後にはナトリウムのほか、カリウム(野菜、果物)の摂取も大切です! |
スペシャルドリンク:
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汗をかくと、大量のミネラルと微量栄養素が失われてしまいます。
実はこれらも私たちのカラダにとって重要な役割を果たしている栄養素なのです。